もしもあの時・・・


鏡に映った私はぐっと老けてた。

あーあ。

憐れむ顔で見ないでほしい。


"あの時"という時間が色褪せてきた今でさえ、
過去あった選択肢をあれこれ考えたりする。



そんなのなかったのと同じなのにね。

もっと今に結びついたあの道を大事にしたいものです。



一体何だったら満足するの。

結局何であってもまだ他の道に焦がれたりするんでしょ。

一緒でしょ?



あぁでもそうね。


もっと良い未来も、あったのかもね。
 
貪欲に生きればその分事実はついてくるかしら。 
こないかしら。 

それでも期待はするのだけど。



そう、期待。


もしもあの時、じゃなくて、
これからくる幸せなもしもを考えましょう。

もしも、もしも、

もしも。


もしも今日、あの人が笑ったら。



………。



ほらご機嫌。










title:セセラ
poem:柘榴